4時半にはもう寝ていられなくなった。
しばらくボーッとした。
とりあえず朝飯の準備。
いつになく段取りよく、トイレも早めに済ませすいてるうちに快便！
前回は稲ちゃんがテント担当で楽したが、今回は俺がテント担当。結露の分荷物も重くなる。
さあ、2日目の出発。
写真のように俺はひたすら松井さんの後を追う。
しかも一般のルートとは逆周りの選択はピークにかなりの登り。
靴が合わず足の痛みが最高潮。
もうこれで俺は終わったと思った時、「登山靴はちゃんと長靴下を履きましょう」といった初心者用のフレーズが頭をよぎり、テン泊用の靴下を荷物をひっくり返して見つけ出し、履き替えると嘘のように足が復活した。
天からの声。小嶋？相馬さん？
ありがとう！
登りに登った上りを、今度は下りで引き返すが、最後までしっかり走れた。
これでかなり時間が挽回できた。
この後も順調にポイントを稼ぐ。
かなり困難な最後のポイントもしっかり見つけ出し、ゲートのはしごも見つかった。すごい！
「松井さん、かなり余裕っすね。1時まで30分くらいもありますよ。」
「え、今日のスタートは6時30分だったよね？」
「あ、そうか。制限時間は6時間なんで、いま12時30分だから、松井さんやばい！」
とゴールまであと300mで気づき、まさかのダッシュ。
1分の遅刻でたしか5ポイントほどマイナスされるので、ゴール後にリザルト見ると。
あれ、マイナスがない？
そう、ウェーブスタートで正確な時間は6時38分だったのでギリギリセーフ。
それでも残り2分切ってた。
よかったー！
ということで松井さんと大満足のゴール。
最後までドタバタのレースだった。
でも、楽しかった。
松井さんと握手したフィニッシュの後ろには今回の舞台が綺麗に写っていた。
今回のシューズの選択ミスをしっかりカバーしてくれたひとつがこの雷太くんのポール。
軽いし使いやすいしほんと助かった。
ほんとありがとう！
いろんなことを思い出しながらお決まりの中央道の渋滞をのんびり帰った。（ホントはイライラした）
