2013年12月22日日曜日

zenという仕事


今回、たった5日間という間だったが、いろんな出会い、そして別れがあった。

パタゴニア白馬店のように、全く予定のなかった仕事の中で申し合わせたように出会う。
もともとロッジ基のはじめさんのところに行く予定が、急にはじめさんが出かけることになり、宛がなくなってフルマークス白馬店の江口君を訪ねると「飲みに行きましょう」と誘われて、行くとパタゴニアの人たちもたくさんいて、みんなで飲んで騒いで一夜をともに過ごす。
翌朝はそのみんなとオープンしたての岩岳で滑る。
そのお昼にお店に伺って店長の波多野君と話して、サンプルを渡して取引の方向で検討してもらう。
こんなすばらしい仕事ってないよね。

その一方で、別れもある。
自分のこの日記をきっかけに内容のことを問われて、ご不満の弁をいただいた。
そして取引をやめた。
このことをあったあともう一度自分の胸に手を当てて考えてみた。

出会いはある方からの紹介。
一度も一緒に食事に行ったことがない。
共通に楽しめるスポーツがない。
zenはたぶん一度も飲んだことないだろう。

そう考えると全く真逆の対象なのだ。
商売ではあるけれど、自分の商品の特性を良く理解して、どこに売るべきなのか、誰に売るべきなのかということをしっかり把握しなければならないと思った今回の出張。
ほんとうに良い経験になったし、出会いと別れに感謝したい。

こうしてzenを扱ってくれるお店との関係が、研ぎすまされて行くのだと思う。