今日は打って変わり快晴。
ふるさと村の裏側にある丘から富士山が見える。
松崎の山奥にあるこの場所は電波などなく、ネットはおろか携帯も繋がらない。
以前、法政大学で日本食養学会のセミナーを開催していた頃の一コマ。
秋山先生の右手はミキの親父。もう五年ほど前なのか。
今日の訪問の目的は秋山先生への挨拶と、味噌作り。
臼を使うので、その前に朝飯として餅つきをしてくれた。
タイラもご満悦。
そして本題の味噌作り。
じっくり煮込んだ大豆。
臼に移して細かくつぶす。
細かくなったら米と麹を入れてよく混ぜ合わせる。
混ざりあったら樽に移してこの状態で半年寝かせて出来上がる。
次回からは味噌は自分で作ることになる。
秋山先生は現在85歳。
前回きた2年前はピンピンしてたが、ここ最近はめまいが多く、「もう寿命だ。」と決めつけて、もともと小食がさらに食わなくなり、横になったままあまり起きなくなり、このまま衰えて死ぬんだと決めこんでいて、秋山先生らしい感じ。
今年出版したこの本は大人気で、以前は重篤な症状の来客が多かったが、今は女性客が多いそうだ。
帰りは西回りで帰路へ。
撮影 タイラ
地味な親子三代旅に文句も言わずに付き合ってくれたお礼に、タイラがハマってるカードを帰りに買ってあげた。
タイラ、ありがとう!